入居者のニーズに応える画期的システムが完成
我が国の人口・世帯数は2007年、2015年をピークに、急激な減少が予想されており、同時にアパート需要も減少傾向にあると言われています。しかしながら、両親が健康な間はセカンドライフを希望するという若者が多く、ニーズに合わせたライフスタイルを満喫したいというニーズが多いのも事実です。ところが、ライフスタイルに合わせて住み替えを繰り返すには経済的な負担が重く、そのため、現存の生活空間の中で、模様替えをするなどの工夫を繰り返し、長い間暮らす・・・という努力が必要となってきます。
では、子供の成長と共に部屋数を増やしたり、趣味の部屋を自在に設けることが出来るとしたらどうでしょう？それはまさに夢の実現ということになります。当社が開発したムーヴスペースは、こうした「部屋数が増えれば」、「収納がもっと広くなれば」、「家具の配置に合わせて壁が動けば」、「間取りが自由にできれば」・・・といった多種多様な夢を、まさに１発解決した画期的なシステムなのです。

ムーヴスペースシステムとは

（1）間取り設定は自由自在。何回でも変えられる
入居者のライフスタイルに応じて、間取りが自由に変更できます。ドアなどの移動ももちろんＯＫ。例えばワンルームを１ＬＤＫに、お子様の成長に合わせて子供部屋を追加等々、個性に合った部屋のレイアウトを、入居者のニーズに合わせて変更することが可能です。

（2）工期は1日。スピーディーな間取り変更が実現
可動式壁を移動しレイアウト変更を行うため、マンションの完成後、また、たとえ入居中であっても、入居者のニーズに合わせ、水廻り以外の間取りを自由に変更することが出来ます。工期はたったの1日、費用は70,000円（入居者様のお支払い）です。

（3）次世代リフォーム対応型だから超ローコスト
ムーヴシステムは改装時の廃材がほとんど発生しません。そのため、改装費が超ローコストで行えます。また、長期にわたって時代のニーズに合わせることが出来るため、安定したマンション経営が可能となります

可動式壁が自由自在に移動する
厚さ7cm、幅60cm、高さ240cmのパネルを組み合わせ、入居者のライフスタイルに応じた自由な空間を創造するムーヴシステムは、強度面、遮音性、断熱性にも非常に優れた性能を併せ持つ。年間2棟のペースで建設し、同社が開発する賃貸物件の約半数の戸数が同システムを採用。主にＲＣ造、重量軽鉄骨造り、リフォームに対応できるという。
数年前、賃貸マンションに住んでいる入居者から「今の所は気に入っているが、子供が成長し、勉強部屋を欲しがるため、部屋数の多い所に引っ越さなければならない」という声を聞き、良質な入居者に長く入居してもらうためにはどうすればいいのか・・・との発想でムーヴスペースシステムを開発したと話す杉浦氏。工法・システム・コンセプトの全てに、各方面からの高い注目が集まっている。今後の動きから当分目が離せそうもない。

	見学会場にもなっているMOVEシステム仕様の賃貸マンション	ムーヴスペース施工の一例 どんな間取りも思いのまま
ムーヴスペース施工の一例、ドアを取り付けることで部屋に早がわり	この可動式壁を自在に移動させることで、思いどおりのレイアウトが完成する	見学会場では模型を使ってシステムを紹介。自分のアイデアが具現化する