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ミストサウナがついにオール電化でも!

取材協力:マックス株式会社

オール電化住宅のネックはミストサウナが取り付けられないこと・・・そんな従来の概念を打ち破るべく、オール電化用のミストサウナがついに誕生しました。ガス式ミストサウナとの違いや、ランニングコスト、メンテナンスに至るまでの疑問を解決すべく、開発元のマックス株式会社にお話を伺いました。


ニーズの高まるミストサウナ

待望のオール電化用がデビュー

年々拡大しているミストサウナの市場規模。全国での出荷数を見てみると、平成16年度には1万台超だったのに対し、平成18年度には4万台弱に(日経産業新聞より)。我が家で毎日、まるでエステにいるかのようなバスタイムが楽しめるとあって、女性を中心の熱い支持を得ているようです。

期待される効果としては、疲労回復・気分転換・美肌効果・湯冷め防止効果など。湿度約95%・温度約40℃という浴室内に入ると、10分~15分で汗が噴き出してきます。通常のドライサウナ(湿度約10%・温度約95℃)は熱くて苦手・・・という方でも、ミストサウナであればくつろいで入浴できるというのも、人気の秘密かもしれません。

しかし、ニーズの高まりに反して「オール電化には取り付けられない」というのがウィークポイントでもありました。つまり、今までのミストサウナは全てガス式。そんな中、初のオール電化用ミストサウナの開発に成功したのがマックス株式会社。そう、ホッチキスで有名な「MAX」さんです。


オール電化用とガス

その違いはどこに?

オール電化用とガスとの一番の違いはずばり、「立ち上がりが早い」という点。ガス式だとスイッチを入れてから循環水を温めるため、効果が期待できるまでに約26分かかるというデータがあります。一方、オール電化用では給湯機内の温水を利用するため、約16分で室温が36℃に達すると算出されています。

約10分の差・・・予備運転時間が短いということは、ランニングコストの面でも大きなメリットにもつながります。室温36℃・湿度95%に達した状態から15分のミスト入浴をした場合、スイッチを入れてからの電気料金は約31円~35円。割安な夜間電力と熱効率の良いエコキュートとの連動で、ガスに比べさらにコストが抑えられるというわけです。

気になるのはミストサウナ効果そのものの差ですが、これはガス式と何ら違いはありません。ミストサウナは商品により粒度が異なりますが、今回発売された商品は約150ミクロン。ちなみにガスでは約2ミクロンという細かさの「マイクロミストサウナ」から、霧のシャワーのような「スプラッシュミスト」まで様々なタイプがありますが、150ミクロンという粒度は後者に近いそうです。粒度の大きさは好みの問題であり、たとえば前者の「マイクロミスト」は、湿度は「スプラッシュミスト」ほどは上りませんが、顔に水滴がかからず、ミストサウナ中も本が読めるということで話題を呼んでいます。一方、「スプラッシュミスト」は100%に近い湿度で、短時間で爽快感を得られるという声が聞かれます。
 

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また、メンテナンスに関してもガス式と同様。フィルターは月に一度ほど掃除(掃除機で吸取る、汚れのひどい場合はぬるま湯か石けん液に浸し軽く洗う)すればOK。エアコンのフィルターのように簡単に取り外しができるので、さほど面倒なことではありません。





浴室暖房・換気・乾燥機シェアNo.1
マックスだからこその1台6役

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浴室をはじめとした住環境機器の充実に力を入れているマックス株式会社。大手の賃貸住宅メーカーにおいても、同社の浴室暖房・換気・乾燥機のシェア率は高く、その信頼性には定評があります。従来の5つの機能「24時間換気・衣類乾燥・浴室換気・浴室暖房・涼風」に加え、「ミストサウナ」の機能が加われば鬼に金棒。オール電化の賃貸マンション経営においても、大きな強みとなってくれそうです。

既存の賃貸物件に新たに導入するのも可能ですが、現時点では対応できる給湯機の種類が限定されています。電気式の給湯器では貯湯量に限りがあるため、マックスのミストサウナでの必要湯量は、1分間に1.1リットルと抑えています。これによりお湯切れの心配はなくなるのですが、その分、給湯機の製品能力が求められるというわけなのです。この点に関しては、各メーカーから対応商品が発売されるのを待つのみと言えるでしょう。

詳細・関連

マックス株式会社 http://www.max-ltd.co.jp

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