不動産総合情報サービスのアットホーム(本社:東京都)は5月27日、4月の首都圏の賃貸物件に関する市場動向についての調査をまとめ、発表した。この調査は、同社の全国不動産情報ネットワークにおける、平成20年4月の賃貸物件の物件登録数・登録賃料、および成約数・成約賃料を調べたもの。
成約数は前年同月比で3ヵ月連続の減少。23区・都下の不振が続いているものの、アパートでは回復の兆しも見られる。特に神奈川県では中古アパートが全面積帯で増加するなどしており、再び増加に転じている。
また、1戸あたり成約賃料の首都圏平均では、賃貸マンションが前年同月比0.6%の上昇で2ヵ月連続プラス。賃貸アパートは同比1.1%下落で、2ヵ月連続マイナスとなった。
アットホーム株式会社