平成19年12月2日に実施された「平成19年不動産鑑定士試験第3次試験」の合格者がこのほど発表された。受験者数は531名(前年786名)で、合格者は167名(同212名)。合格者の数では昨年を下回ったものの、合格率では31.5%(同27.0%)と昨年を上回った。
平均年齢は35.7歳。最高齢は62才で最年少は26才だったという。
同試験は、改正前の不動産の鑑定評価に関する法律第9条に基づき、不動産鑑定士となるのに必要な高度な専門的能力を有するかどうかを判定することを目的とするもので、改正法の経過措置により、平成21年1月31日まで実施することとされているという。受験できる者は、不動産鑑定士補又は不動産鑑定士補となる資格を有する者で、実務補習を受けた期間が1年以上の者。合格者は登録を受けることにより不動産鑑定士となる。
平成19年不動産鑑定士試験第3次試験合格者の発表について