7月29日、既存の優良ストック住宅流通の活性化と適切な市場形成を目指し、「優良ストック住宅推進協議会」の設立総会が住宅メーカー9社(旭化成ホームズ、住友林業、積水化学工業、積水ハウス、大和ハウス工業、トヨタホーム、パナホーム、ミサワホーム、三井ホーム)の参加によって開催され、活動を開始した。
同協議会では、参加会員共通の「優良ストック住宅」を定義づけ、これを満たすものに関して構造耐力上重要な部分(スケルトン)と内装・設備の部分(インフィル)を分けて査定する「優良ストック査定方式」を共通の査定方式として採用。
これにより、優良なストック住宅(ブランド名:SumStock スムストック)の普及に努める、という。さらに、これらの実現を目的として、独自の「優良ストック住宅査定マニュアル」(スムストック査定マニュアル)を策定。
会員内の住宅査定者向け教育研修カリキュラムを整備して、協議会認定の査定士(スムストック住宅販売士)を育成していく、としている。加えて、7月下旬より専用ホームページ(http://sumstock.jp)を開設。
会員各社の優良ストック住宅情報などを発信することにより、普及促進に努めるという。
優良ストック住宅推進協議会