トヨタホーム(本社:愛知県)は、賃貸住宅のニーズに対し、従来は販売店ごとに消費者に個別対応する形をとってきたが、近年の賃貸市場の堅調な推移の中、企画型賃貸住宅の商品化要請が強くなるなどしたことで、同社の鉄骨ユニット工法による賃貸住宅がその要請に応えるものと判断。トヨタホームブランドの賃貸住宅の商品化を行った。
今回商品化した「スマートメゾン」は、同社の戸建の主力商品である「シンセ・レゾン」をベースとし、一戸建て住宅の快適性・耐久性を継承しつつ、最高ランクの耐震性能を備えた賃貸住宅商品として、高いコストパフォーマンスを実現したもの、という。
同商品では、入居者として、新婚カップルからファミリーまでをメインターゲットに設定、戸建感覚の「メゾネットタイプ」と、「重層タイプ」が用意されている。
本体価格は3.3?(1坪)当たり42万8千円(税込)からで、初年度販売目標は100棟(300戸)。
トヨタホーム株式会社