すでに賃貸不動産業界最大の催しとして認知されている感のある「賃貸住宅フェア2009in大阪」が、去る11月12日(木)、13日(金)の2日間、インテックス大阪にて開催されました。
このフェアでは賃貸経営や管理業務に役立つ各種セミナーが行われたほか、建築・リフォーム会社をはじめ、建材・設備・機器会社や、滞納保証会社などの賃貸不動産に関わる各企業が趣向を凝らしたブースを出展し、商品を見せるだけではなく、実際に触れたり、実技指導を行うブースまでありました。
その会場の雰囲気を少しでも感じて頂くために取材をしてまいりました。ごく一部ではございますが様子をお伝えいたします。
セミナーの様子
今回のフェアでは空室対策や資産運用、建物デザイン、法律など、テーマ毎に分けられた9つのセミナー会場が用意され、各テーマの専門家が講演を行っていたのですが、どのセミナーもほぼ満員で、中には通路まで人が溢れているものもありました。出展ブースの一部
会場内に持ち込まれた乗用車が入場者の目をひいていた“カーシェアリング”。エコビジネスの一つとして注目を集めており、個人的にも興味があるビジネスです。
ブース内に設けたセミナースペースでは“プロが語るオール電化賃貸住宅お役立ちセミナー”が行われ、オール電化に興味のある
アパートオーナーらしき人たちで溢れていましたが、その片隅で見つけたのが積水ハウスのエコシャーメゾン。
この業界では消臭剤で知名度の在る同社は、賃貸フェアでもおなじみの顔だが、今回はLEDにも注力しているようだ。
実際にプロが使っている補修剤だそうで、目の前で実演して頂きましたが、個人的にも驚きの仕上がりです。一般的なレベルの日曜大工がこなせる方であれば誰でも修復できるというから手軽で助かる。

同社の「ECO&Clean」と銘打たれたキッチンは一目見ただけでは何がどうエコでクリーンなのか分からなかったのだが、コンロの下の取っ手を引くと中からゴミ箱が3つ。
取材後記
今回のフェアでは今の経済状況を反映してか、新しいものを建てたり、作ったりするのではなく、リフォームのように既にあるものを生かす提案を行う業者が多かったように感じました。また同時に感じたのが「エコ」というキーワードです。実際にどのような効果が得られるのかまだまだ未知数のものもありましたが、採り入れ方次第では大きな効果が得られるのでは、という可能性を感じました。
これらの商品やサービスについて、実際に自分の目で見て、確かめることで採り入れる際の判断材料の一つとすることが出来る、とともに新たなアイディアの素となることが多いように思いますので、是非、直接ご自分の目でお確かめ頂くことをお勧めします。
残念ながら今年のフェアの開催スケジュールは今回の大阪でのフェアが最後になりますが、来年も開催される様であれば、是非、ご覧頂くことをお勧めいたします。
(株)全国賃貸住宅新聞社
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