安田株式会社 |
近年、カードドアロック、暗証番号ドアロック、ICタグドアロック、リモコンドアロック、指紋認識ドアロックなど、様々なタイプのドアロックが登場しています。これは、ピッキングやドリリングなどにより、シリンダーを破壊(操作)される侵入盗が増加したことを受けて作られたドアロックです。今回ご紹介するのは指紋認識ドアロック「VIRDI410FP」。詳しい説明を安田の安田誠氏に伺いました。 |
防犯ドアロックも使い方次第
みなさんご承知のとおり、ここ数年で侵入盗などの共同住宅を狙った犯罪が急増しております。それに対抗して、様々な防犯グッズやドアロックをマンションに装着されていますが、使わなければ全く防犯効果を生みません。というのも、いくら複雑なドアロックを装着しても、施錠し忘れたり、鍵そのものを取られたりすれば、犯罪を防ぐことができないのです。そこで、安田が提案するドアロックが、オートロック(自動施錠)機能付きの指紋認識ドアロック「VIRDI410FP」です。
同商品は指紋を開錠キーとしますので、そもそも鍵を持つ必要がありません。つまり、鍵の盗難や複製が不可能な為、他人(指紋未登録の人)は開錠することができないのです。また、オートロック機能が付いていますので、無施錠外出・在宅といううっかりミスを防ぎます。
オートロック機能で問題となるのが、鍵を持たずに外出してしまうことです。しかし、指紋が開錠キーとなる為に、鍵が無くて入れないと言う事態は起きないと思います。ゴミ出しなどのちょっとした外出でも、確実に施錠されるため、侵入される恐れがありません。
指紋認識の確実性
指紋認識というと、まだまだ技術面での不安を挙げられますが、指紋認識は十分実用に耐えうるレベルまで技術向上しております。安田では血流認識、網膜認識、音声認識、顔面認識などでもテストを行い、最も認識力が高かった光学式指紋認識を採用する事にしました。認識誤差にしてもコンマ数パーセントの値で、もし指の怪我や指紋の擦り切れで認識できなかったとしても、指は両手で10本あります。10本登録しておけば、どれかの指紋で認識できるはずです。もし、どうしても認識できない場合は、正面のカバーをスライドして頂き、暗証番号を入力することで開錠が可能です。
もちろん、本体破壊による認識不能を防ぐ為に、認識部にはダイヤに継ぐ強度を持つランタンを使用しており
、 破壊に強く、寒冷地でもご使用頂けるよう-20度まで耐えうる設計になっております。
防犯性を高める組み合わせ
いくら、指紋認識ドアロック「VIRDI410FP」に交換しても、ドアを破壊されてしまえば容易に侵入を許してしまいます。そこでお勧めしたいのは、丈夫なステンレス製のドアと組み合わせて使うことです。破壊できないドアにすることで、指紋認識ドアロックの効果は高まります。
共同住宅の場合、侵入経路で見ると1位:玄関ドア、2位:ベランダ側の窓という統計が出ています。つまり、よくある玄関側はドア、ベランダ側は掃き出し窓という間取りの物件であれば、窓を防犯ガラス、ドアを指紋認識ドアロック+ステンレスドアにすることでほとんどの侵入を防げると言うことです。
共用玄関部にオートロック機能がない共同住宅などでは、指紋認識ドアロックを採用することで、防犯意識の高さを入居者にアピールすることもできると思います。
↑指紋認識ドアロック+ステンレスドア(CPマーク出願中)
【価格】
指紋認識ドアロック「VIRDI410FP」 168,000円
指紋認識ドアロック「VIRDI410FP」+ステンレスドア+ドア枠 500,000円
指紋認識ドアロック「VIRDI410FP」+ステンレスドア(オーダーメイド模様入れ)+ドア枠 640,000円
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