【1】はじめに
これまで賃貸実務における更新料条項の有効性については、下級審判例の結論が分かれていたことにより様々なトラブルが発生していましたが、今回、最高裁判決により更新料条項に関して一定の判断基準が示されましたのでご紹介します。
尚、今回の最高裁判決により、今後の賃貸実務においても更新料条項に関するトラブルは鎮静化するものと予想されます。
亀井英樹(かめいひでき)
東京弁護士会所属(弁護士)
昭和60年中央大学法学部卒業。平成4年司法試験合格。
平成7年4月東京弁護士会弁護士登録、ことぶき法律事務所入所。
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【著 作 等】
「新民事訴訟法」(新日本法規出版)共著
「クレームトラブル対処法」((公財)日本賃貸住宅管理協会)監修
「管理実務相談事例集」((公財)日本賃貸住宅管理協会)監修
「賃貸住宅の紛争予防ガイダンス」((公財)日本賃貸住宅管理協会)監修