アパート経営、マンション経営の最大のリスクは何かと考えた時・・・低金利の今、金利上昇などのリスクも確かにありますが、人口が減少に転じるこれからの社会情勢を考えると、やはり、最大のリスクは空室です。
高度成長期で賃貸物件の供給量が少なかった時代には、考えられないリスクだと思います。
しかし、これからは違います。
少子化が加速する昨今、大学が定員割れにより経営が立ち行かなくなり、民事再生法の適用を申請するような時代です。
もし、定員割れをしている大学の生徒を見込んでワンルームマンションを経営していたらどうでしょうか?
また、企業の倒産や資産のリストに伴い、労働者の多い工場が閉鎖されると、この町でのアパート経営やマンション経営はどうなるでしょうか?
いずれも、想像は難しくないと思います。
これらは、特殊のケースのように思われるかもしれませんが、今後は違ってきます。
既に国立大学も少子化に合わせて大学を統合しています。恐怖を煽るつもりはありませんが、間違いなく人口は減っていくのです。