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リプロス代表・松尾充泰の賃貸経営ノウハウ

土地活用の方法とポイントについて

 土地活用と言えば、真っ先に賃貸マンション(アパート)経営を思い浮かべる人が多いと思います。

 しかし、土地活用には多くの方法があります。

 以下にその一例をあげますが、土地の場所、広さ、用途制限、需要、投資方針に合わせて最も効率の良い土地活用を目指してください。

<土地活用例>
 1. 賃貸マンション(アパート)経営
 2. ビル経営(事務所・店舗)
 3. 高齢者向け優良賃貸住宅
 4. 月極ガレージ
 5. 貸し倉庫
 6. コインロッカー
 7. トランクルーム
 8. コインパーキング
 9. コインランドリー
10. コイン洗車場
11. ロードサイド店舗
12. 自動販売機
13. 看板

 まず、所有している土地が遊んでいる、相続税対策などの理由だけで賃貸マンション経営を選択するのは少し考え直してください。

 なぜなら、すべての土地が賃貸マンション経営に適しているわけではないからです。

 土地活用の最大のポイントは『土地に合った活用方法を考える事』です。

<最も効率よく収益を稼ぐ土地活用を考える>
 賃貸マンション経営をするよりも、投資効果を考えると貸し倉庫にする方が良い場合もあるでしょうし、投資期間を考えるとコインパーキングが良い場合もあります。

 しかし、賃貸マンション経営に向かない土地を持った大家さんがどうしても賃貸マンション経営をしたいなら、その土地を売却して収益マンションの購入や、賃貸マンション経営に向いた土地を購入して建築し、賃貸マンションを経営する方法を考えてみてください。

 いずれにしても土地活用は、『最も効率よく収益を稼げる方法』を選択しなくてはなりません。

 ただ、土地活用は事業なので、収益というリターンの裏にはリスクがあります。

 土地活用を提案するハウスメーカーなどが作る事業計画書にちゃんとリスクが含まれているか、しっかりとご確認ください。

 リスクの説明がきちんとできる会社や担当者と出会う事が土地活用の成功への第一歩です。

 最後に、第三者に事業計画が甘くないかをチェックしてもらいましょう。

 事業と直接利益関係のない第三者で、できれば不動産と経営に明るい人が望ましいです。

 土地活用はやりたい事業を行う場でなく、しっかりと収益を上げてこそ、土地活用と言えるのです。

≪土地活用ワンポイントアドバイス≫
・ 土地の特性に合わせた土地活用を考える
・ 投資額と投資期間に合わせた土地活用を考える
・ 信頼できる業者を見つけること
・ 第三者から見た事業計画の分析が必要

2004.06/04

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松尾充泰 (まつおみつひろ)
(賃貸不動産経営コンサルタント)
昭和43年大阪生まれ。
96年に賃貸不動産業界での職務経験を生かし、賃貸不動産業界向けソフトウェア開発会社、アクセス株式会社を設立。その後、賃貸不動産会社に対する業務コンサルティング、大家さん・賃貸不動産業界のビジネス支援サイトを運営する、株式会社リプロスを2003年に設立。