大家さん、管理会社様の賃貸不動産経営支援サイトREPROS(リプロス)

公認会計士・友弘正人先生の税制ノウハウ

財産評価から相続対策へ

私は、受け継いできた財産を守るために相続対策を考えています。どうすればよいのでしょうか。
相続税の対策を行なうためには、まず全ての財産の評価額がいくらになるのか、それに課税される相続税額がいくらになるのかを把握しなければなりません。この現状を認識した上ではじめて相続税対策を考えることが出来るのです。


1.まず、現状を把握しましょう

(1)現在の財産状況では、一体いくらの相続税がかかるのか

(2)予想される相続税の納税資金をどのように準備するか

2.現状を基に相続税対策を考えましょう
将来の相続税額が分かれば、財産を区分します。
(1)今後も引き続き所有したいもの
(2)相続税の納付に備えるもの
(3)上記(1)又は(2)以外で有効活用できそうなもの
有効活用が出来そうな財産を節税対策にどう活かすかを考えます。

3.節税対策案を考え、実行に移しましょう
(1)節税対策案を具体的に作成します。
例えば…  
・誰にどの財産を相続させるのか
・生前に贈与できないか
・遊休地に建物を建てるのはどうか
・法人をうまく活用できないか
                    などです。
(2)作成した対策案の効果を検討します。
・相続税の節税効果
・対策の実行によって他の税金が増えることにならないか
・対策の実行によって収入が減ったり、支出が増えることはないか

(3)最適な対策案ができたら、直ちに実行に移します。
借入金の明細、預り敷金の内訳

2005.10/04

関連記事

友弘正人 (ともひろまさと)
(公認会計士・税理士・CFP・行政書士)
昭和24年生まれ。
中央大学商学部卒業。昭和50年公認会計士第2次試験合格開業。監査法人大成会計、アクタス監査法人社代表社員を経て、平成12年株式会社トータル財務プラン代表取締役。株式会社アート相続プラン代表取締役を兼任している。
NHK文化センター、商工会議所、日本経済新聞社、中小企業センター、三和総研、日本総研、その他講義・講演マネジメントサービス活動を展開。
詳しいプロフィールはこちら ≫

お問い合わせ
株式会社トータル財務プラン
友弘正人公認会計士事務所
〒651-0087 神戸市中央区御幸通3丁目1番8号 ライオンズ 三宮ビル2階
TEL:078-221-7711 FAX:078-221-7717 https://topp.co.jp/